新任役員の8割以上は「公益資本主義に共感できる」

2009年 8月 31日

日本能率協会の「第12回新任役員の素顔に関する調査」の結果では、日本における株主至上主義の影響が減り始めているように見える。株主至上主義は格差、短期志向、信頼の崩壊などの問題につながるので、喜ぶべき事態である。ニュースリリースには下記のように書いてある。

2000年調査以来、「終身雇用は日本的経営の基本」と考える人が増加の傾向(2000年0.9%→2009年9.2%)、半面「企業の繁栄が優先でリストラを講じるべき」が減少傾向(2000年15.2%→2009年3.8%)と、ここでも日本的経営への回帰が見られる

以前の調査結果と比較して、株主の利益を最重視すると答える割合が顕著に下がっている。

日本能率協会「第12回新任役員の素顔に関する調査」から(図28.だれの利益を最重視するか)

日本能率協会「第12回新任役員の素顔に関する調査」から(図28.だれの利益を最重視するか)*クリックすると拡大イメージが見られます

調査には公益資本主義についての問いかけもあった。8割以上の新任役員は公益資本主義に共感できると答えた。

日本能率協会の「第12回新任役員の素顔に関する調査」から(図30.「公益資本主義」について )

日本能率協会の「第12回新任役員の素顔に関する調査」から(図30.「公益資本主義」について )*クリックすると拡大イメージが見られます

非常に興味深いデータがたくさん紹介されているので、関心を持たれた方はぜひニュースリリースをご覧下さい

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