村沢義久氏の提案する「燃やさない文明」
東京大学特任教授の村沢義久氏は、サステイナビリティ(持続可能性)の権威です。公益資本主義の研究では「持続可能性」を公益の必須条件として取り上げていますので、村沢氏の研究をご紹介したいと思います。「25%削減は不可能ではない 目指すは『燃やさない文明』」という記事では村沢氏は民主党の温暖化ガスに対する姿勢を分析しています。記事の結論は下記の通りです。
温暖化ガスの大幅削減には負担が伴うことは事実だが、自動車の電気化とメガソーラー推進は将来に対する投資であり、当然、大きな景気浮揚効果が期待される。日本は、エネルギー自給率を大幅に向上し、新たな国際競争力を獲得し、この歴史的な転換のリーダーシップをとる絶好の機会を逃してはならない。
持続可能性を追求することは短期にコストがかかる一方、プラス・サム・ゲームの新しい可能性を作っていきます。短期的な利益にとらわれている投機家やリスク回避志向に陥っている経営者は嫌がるでしょうが、長期的な視点で経営している企業にとっては貴重なチャンスでしょう。
デビット・ジェームス・ブルナー様へ
こんにちは。
昨日ミッドタウンで行われたフォーラムに行きました。
ゼロ・サム・ゲームとプラス・サム・ゲームを大変わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。聞いていてとても楽しかったです。
こちらのブログに記載されている「燃やさない文明」と「持続可能性」というキーワードに共通する、とても興味深い人物と仕組みを知ったので、コメントさせていただきます。
天文家の木内鶴彦さんという方が考案し国際特許を取った、「炭素化炉」という仕組みに関する話です。既にご存知でしたらスルーして下さい。
以下はインターネットに掲載されている、木内さんと炭素化炉の紹介と背景を引用しまとめたものです。
☆炭素化炉とは太陽光を利用した、画期的なゴミ処理/再利用システムです。
●炭素化炉の方法
廃棄物を透明な容器の中に収め、真空にします。
巨大な反射鏡を太陽に向け太陽光を集光し、入射光の焦点に容器に入れられた廃棄物等を置き照射します。
燃やすのではなく光の振動で炭化するそうです。
図解がこちらです↓
http://www.taiyo-ro.org/taiyoro2.html
(開けない場合、太陽炉と検索すると出てくるはずです。)
●炭素化炉のメリット
1.太陽光により処理をするため、燃料費が不要です。
2.通常ごみ処理の際発生する、二酸化炭素や有害ガス等が発生しないので環境汚染の恐れがなく、様々なものの処理が可能であることが最大の特徴です。
3.毒性物質、化学兵器、爆薬なども安全に処理することができ、理論上は核廃棄物も処理可能だそうです。
※核廃棄物の処理は、まだテストを実行していないとのことです。
4.処理後に残る物質は純粋な炭素、水素などに、またペットボトル等石油化学製品は高純度のナフサに分解されます。
ここで分解された純度の高い炭素や水素は、そのまま産業用に利用が可能です。ナフサは再利用して石油化学製品の製造原料にまわせば、その分の石油の採掘量が削減されます。石油化学製品がリサイクルできることになります。
現在、大学等で高温で処理することで多くの毒物の無毒化するなどを目的とした、プラズマ炉が開発中らしいのですが、
こちらは炉の耐久性の問題で数年毎に炉の作り直しが必要なほか、
専属の発電所が必要なほどの電力を消費するとかで、構築・維持ともに莫大な税金の投入が必要だそうです。
炭素化炉なら燃料が太陽なので、エネルギー消費もなく有害物質もでません。ゴミ処理後の物質を産業に利用する事が出来、産廃処理費用も格安ですみます。
2009年完成を目指して実証試験炉を建設中だったそうですが、その後どうなったのかはわかりません。実験炉制作には約5億円ほど費用がかかるそうです。おそらく小規模のNGO団体が運営していると思われるので、まだ実現していないかもしれません。
しかしこのシステムを海外への販売することが出来れば、究極のエコビジネスになります。
●木内さんについて
彗星捜索家と臨死体験者として有名です。航空自衛隊にて勤務していたとき、病気で一度死亡を確認されるも30分後蘇生しました。死後蘇生したことが医学的な裏付けの中で記録されている例としては国内で唯一で、その経過は学会で報告され、本人側の記録も木内の著書として刊行されています。世界でただひとり医学的データが残る生還者です。
30分間にもおよぶ臨死体験を経験したその体験談が、ルポライター立花隆氏の著書『臨死体験』によって紹介されていたりします。
回復後は、航空自衛隊を退官、彗星捜索を再開。 電卓と大型双眼鏡での眼視によって、当時行方不明になっていたスウィフト・タットル彗星を再発見するほか、3つの彗星を発見するなどして、全世界から一躍注目を浴びました。
その内のひとつの彗星が映画『ディープインパクト』のモデルとなったとして知られています。
2008年7月、木内さんは太陽光を利用した炭素化炉システムで国際特許を取り、現在全国で講演会・観望会を行い、天文や環境問題を説いて回っています。
今実験がどこまで進んでいるのか、特許を取っているにせよ実用が本当に可能なのか等、もっと掘り下げた内容を知りたいのですが、わかりません。炭素化炉に興味を持ち出資する企業や地方自治体が現れたら、普及が早まるんじゃないかな、と期待しメールをさせていただいた次第です。
すでにそういった自治体がいると、どこかに記載されていましたが、具体例がなかったので、信憑性がありません。是非ぜひ公益資本主義の研究と、アライアンスフォーラム財団で取り上げていただけると嬉しいです。
本当に実現したら、エネルギーの問題が解決されるから、将来的には戦争も少なると信じています。
お忙しい中、読んでいただきありがとうございました!
文章が長くなり、すみませんでした。
これからもご活躍楽しみにしています。
デハー!
面白そうな技術をご紹介頂き、どうも有難うございます。