アベグレン奨学基金研究員の選任

本日、小生の恩師だったジェームズ・アベグレン先生を記念する「ア ベグレン奨学基金」の研究員の第1号として選ばれたことが分かりました。アベグレン先生と不思議なご縁がありました。まず大学時代に上智大学へ見学に行った時に、たまたまアベグレン先生の講演でした。そして卒業後にアベグレン先生が立ち上げたボストン・コンサルティング・グループの東京オフィスに入社することになり、会社のイベントの関係でまたお目にかかりました。博士研究を始めてから東京を訪れる度にご相談に伺うようになりました。

アベグレン先生は第二次世界大戦が終わった直後から日本の経済と企業経営を研究され、「日本の経営」、「カイシャ」、「新・日本の経営」などの著書を出されました。ハーバード・ビジネス・スクールで勉強しながら英米流の株主至上主義に対して疑問を抱くようになった小生には、アベグレン先生の思想が非常に参考になりました。企業はお金を作る機械ではなく、長期的な発展を心掛けるコミュニティーであるというアベグレン先生のご指摘は、アメリカのビジネス・スクールでは見落とされている視点です。そして、アベグレン先生との会話は公益資本主義の研究を始めたきっかけの一つにもなりました。

従って、21世紀の資本主義のあるべき姿について研究をこれから進める経緯において、アベグレン奨学基金の後援を賜ることは誠に幸甚です。

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4 thoughts on “アベグレン奨学基金研究員の選任

  1. 小笹

    ブルナーさん おめでとうございます!
    そして、新年会も多くの面白い方々と出会えて最高でした!
    どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

  2. Alex Chen

    Hello James,

    Professor Abegglen is my mentor when I was wiriting my Master degree thesis in Sophia. I am very sorry to hear that he passed away in 2007. I should had a chance to meet him when I was in Tokyo during 2002-2005. Anyway, nice to know that there is a scholarship in memory of him. Please send my greetings to his wife.

    Thanks,
    Alex

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