3月4日に交詢社で公益資本主義について講演をしました。交詢社は銀座の交詢社通りにある、福澤諭吉が1880年に作った「日本最初の実業家社交クラブ」。演題は「21世紀の三方よし これからの資本主義」でした。交詢雑誌に掲載された講演録を、交詢社の許可の下でシェア致します(財団法人交詢社『交詢雑誌」第552号平成23年5月20日発行)。
講演の場のご提供、講演録の転載へのご協力、交詢社の皆様に厚く御礼申し上げます。
7月4日に渋沢栄一記念財団の会員総会にて公開講演をします。演題は「資本主義の忘れられた魂が21世紀の経済発展を生み出す」。株主至上主義の限界や公益資本主義の実現について話します。ご関心のある方、どうぞご参加ください。詳細はこちら。
日本印刷技術協会の月刊誌「JAGAT info」の8月号に小生の講演のまとめが掲載されました。こちらからダウンロードできます。編集者は記事を下記のように紹介しています。
20世紀をリードしてきたと言えるアメリカの経営も日本の経営も、今は問題を抱えている。いわば他者の利益を奪うことで自分たちの利益を最大化しようとするゼロ・サムの経営に陥っている。そこにある利益は、まさに自分たちだけの私益である。しかし、利益は私益だけではない。共益という仲間と一緒に利益を得ることや、公益というものもある。21世紀における新たな「資本主義と公益の関係」について考える。